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2025.01.15

掲示(医療Dx/感染対策/医療連携/エタノール注入療法など)

当院は保険医療機関です。診療後は明細書を発行しています。不要な方はお申しつけください。

保険医療における加算措置とは、感染対策や医療Dx推進の取り組みなどを行っている施設について算定が認められるものです。

またエタノール注入療法といった施設の認定を受けた場合のみ算定できる点数もあります。

医療DX推進体制整備加算

当院では、医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。

オンライン資格確認を行う体制を有しています。

マイナ保険証の利用を促進しています。

電子処方箋および電子カルテ情報共有サービスの活用を推進しています。

医療DX推進のための体制に関する研修を実施し、医療従事者に対して適切な情報提供を行っています。

これらの取り組みにより、質の高い医療の提供と医療情報の有効活用を図っています。

医療DX推進体制整備加算1(初診)12点または加算2(初診)11点を算定しております。

感染対策と連携強化について

当院では、開院時より感染対策に取り組んでいます。

感染防止対策部門を設置して院内感染対策の周知や実施状況の確認、研修の実施および参加を行っています。

抗菌薬の適正使用について、連携する医療機関へ定期的に報告し助言を受け、診療についても連携を致します。

なお、すでに鳥取県へ「診療・検査医療機関」として申請を行っており、感染対策室を利用しつつ発熱患者と非感染患者の動線を分けています。感染症については、かかりつけ患者に限らず広く診療しています。

感染管理者である院長が中心となり、従業者全員で院内感染対策を推進します。
 ・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
 ・感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
 ・標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
 ・感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。 

これらの感染対策や他の医療医療機関との連携について施設認定をいただき、2023年1月4日から外来感染対策向上加算(月1回6点)、連携強化加算(月1回3点)を算定しています。

また、発熱やそれに準じた感染症疑いの患者の初診または再診を行った場合には、月1回発熱患者等対応加算20点を算定いたします。

これからも感染対策を徹底しながら診療を行ってまいります。ご理解の程、よろしくお願いします。

甲状腺嚢胞等に対する治療

当院では、エタノールを用いた局所注入療法を実施しております。

これは、甲状腺嚢胞やリンパ管腫などに対して行う治療法であり、嚢胞内容液を穿刺吸引後に無水エタノールを注入し、組織の硬化を促すものです。

【保険適用の対象】

対象疾患や治療内容に応じて、保険診療として実施可能です。

診療報酬上、「硬化療法」や「局所注入療法」として評価される場合があります(具体的な点数区分については、診療内容に応じて異なります)。

【患者負担】

保険診療の場合、通常の医療費負担割合に準じます。

保険外併用療養または選定療養に該当する場合は、事前に費用についてご案内いたします。

マイナ保険証について

当院では、マイナンバーカードを保険証として使用することを推奨しています。

受付前の端末で「顔認証」または「暗証番号」が必要となります。

発熱・かぜ症状などで受診頂く方は別動線としており、保険証を利用いただくか、

感染対策室に設置したマイナンバーカード読み取り端末をご利用いただきます。

オンライン診療について(準備中)

オンライン診療は準備中です。

診療の質を下げないため、当面は対面診療のみで、導入時期は未定です。

(対面診療のみで診療時間が埋まっており、オンライン診療にさける時間がなさそうです)

たとえば花粉症の薬を出すだけ、といっても、患者さんの鼻の状況などを診て処方する薬、内容などを変えて診療しており、対面診察は重要と考えています。

初診患者のオンライン診療は致しません。

情報通信機器を用いた診療の初診では、向精神薬を処方いたしません。

舌下免疫療法で治療開始後半年を経過し、安定した治療・通院ができている患者さんに限ってのオンライン診療を検討しています。